2007.12.06 : 平成19年第4回定例会(第3日) 本文
◯4番(峯岸弘行君) ありがとうございました。 財政健全化のためには、一言で言えば、収入をふやし支出を減らせばいいわけですが、今後、民生費関連支出が加速度的に増加してくると予想されている以上、今まで受けていた市民サービスを見直すことも大事になってくると思います。莫大な費用のかかる放置自転車対策のために設置された無料の駐輪場のうち、比較的駅に近い場所については有料化を検討すべきだと思います。日ごろ無料で受けているサービスについて見直す時期が来ていることは、第3次行革の市民評価にも示されているとおりであります。 市長も、議会の初日に触れられましたが、本年3月に日野市健全財政を考える会がつくり上げた、市民が市民のためにわかりやすくつくった日野市財政白書の最終章、日野市民へのメッセージの中に、市民が持つべき行動規範が紹介されていますので、紹介したいと思います。 一つ、日野市で買えるものは日野市で買おう。二つ、ゴミを減らそう!。三つ、要らないサービスはいらないと言おう。四つ、健康で楽しい生活を。五つ、税金をちゃんと払おう。六つ、税金の使い道をしっかり監視しよう。 病院関連費、水道事業関連費を含めると、840億円とも言われる借金と格闘しながらも、新聞報道によりますと、日野市の行革に取り組む姿勢は一定の評価をいただいているようであります。しかし、決して油断は許されません。あのごみ改革で試され、証明された、日野市民の市民意識の高さこそ、行革の力となると思います。