2009年1月27日火曜日

防府市議会より

平成20年第1回防府市議会定例会会議録(その4)

20番(伊藤 央君)

ちなみに、先ほど壇上で申し上げた日野市の場合ですが、実際に、「市民が市民のためにわかりやすく作った日野市財政白書」、これをつくられているのは、「健全財政を考える会」という会であります。しかし、これはしっかり、勝手につくられたものではなく、市のホームページにも載っております。私もそこのPDFファイルからダウンロードをいたしました。 「日野市では第4次基本構想・基本計画「日野いいプラン2010」に基づき、市民と行政との協働のもとでまちづくりを進めています。「健全財政を考える会」は、」この財政白書をつくった会でいらっしゃいますけれども、「市の財政状況やあり方を分析・検討し、多くの市民の方々への説明を通じて、私たちの将来や子孫の未来のため、極力、負の遺産(借金)を残さないように行財政改革を推進していくことを目的に活動をしています」ということで、市民とともに行財政改革に取り組もうという意識の中で、こうした財政白書づくりに取り組まれているということであります。この日野市についてですが、過去2回、この財政白書が発行されております。1つは平成15年度決算版、そして昨年、また、平成19年3月に平成18年度版が出ております。この中から見てみますと、日野市の財政ですが、歳入538億4,227万円、歳出532億1,083万円という規模なんですけれども、ここにできて防府市にできないという理由は何でありましょうか。お答えください。

(中略)

日野市のものをダウンロードして、私も読ませていただきましたけれども、分量は確かに多いんですが、語句の説明が丁寧に入っておったり、中には会話形式で市の財政について説明がされていたり、ほんとにこれは市にとっても大変いいことだと思うんです。そこの意識をちょっと変えていただきたいなというふうに思います。 要は、わかりづらいということを壇上でも申しましたけれども、市民参画・協働というものにしっかりと取り組んでおると、市長もおっしゃいましたが、結果的に市民にしっかりと伝わっていなければ、これはやはり意味がないというか、その効果というものが一番大事なんでありまして、例えば、市民参画の手段の一つにパブリックコメントを募集するというものがございます。これは、今、どのように市民の方に活用されているのか。これまでに行われた、また、現在行われているパブリックコメント、どのぐらいの意見が寄せられましたか。教えてください。