民主党 東久留米市議会議員 梶井たくた
市民による市民のための財政白書はいかにして可能か 先日、市民の方とご一緒に、東村山市で行われている市民財政研究会の 会合を見学してきました。ここでは現在、「市民によるわが市の財政分析」 を行い、財政白書を作成しています。 大量の資料に立ち向かいながら、メンバーの皆さんが手分けをして、 グラフや表をつくり、ディスカッションを通して、コツコツとページを積み 上げていきます。この姿には、財政を分析することで、まちをよくして いこうという強い意志を感じました。 現在、住民が自治体財政をチェックするために「財政白書」を作成する 動きは全国で広がっています。 多摩地域でも、まちだ市民財政分析研究会(町田市)や、まちの財政を 学ぶ会(国立市)、市と市民がタイアップしてつくった「日野市財政白書」、 また、現在作成中の西東京市や、今回伺った東村山市などがあります。 この背景には、北海道夕張市の破綻などから、「自分たちの住む街の 財政がどうなっているのか」といった問題意識があると思われます